Traditional Hawaiian Food

Traditional Hawaiian Food

アラモアナショッピングセンターのフードコートでハワイの伝統料理のお店がありました。ワンプレートに数品を選ぶのですが、見た目で何の料理とは判断できず好奇心だけで選んだものをのせてもらいました。

薄茶色のペースト、緑色の塊、ほぐした肉のようなもの、豆腐のようなゼリーのかたまりなど、カラフルではなく見た目も美味しそうではなかったのですが、チャレンジしました。

あとで調べてみると、薄茶色のペーストは主食であったタロイモのペーストの「ポイ」、タロイモの葉で包みさらにティの葉で包んだ豚肉の「ラウラウ」、豚肉の蒸し焼きをほぐした「カルアピッグ」、ココナッツミルクをでんぷんで固めた「ハウピア」であることがわかりました。

ハワイの伝統料理はポリネシア料理に通じるものであり、ポリネシア人だけの世界であったキャプテンクックの発見以前に「カプ」と呼ばれる禁令制度があり、階層級の存在とその社会秩序維持のために様々な禁令制度があったといいます。（カプは英語のタブーの元になった言葉）食に関するカプは、男性が食事をつくる、男女の食事の場を共にしない、男女同じ肉を食べてはいけない、女性はバナナやココナッツ、豚肉を食べてはいけないなどの決まりがあり、それを破ったものは死罪に処されたそうです。1819年のカメハメハ２世により、カプは廃止されました。

カプがあった時代から今に残っている伝統料理をいただけたのです。

あとからじんわり、ありがたみを感じました。

アラモアナに行ったらぜひチャレンジしてみてください。

Ala Moana Poi Bowl

タグ：ハワイ